WEP38  ポスター②  8月30日 14号館1442教室 13:30-15:30
At-211製造加速器用10GHz ECR He二価 イオン源の設計
Design of 10GHz ECR He2+ ion source for At-211 generation accelerator
 
○菊地 漱祐(東京工業大学)
○Sosuke Kikuchi (Tokyo Institute of Technology)
 
アルファ線内用療法のための放射性同位体At-211製造用大強度リニアックを検討している。At-211は、Bi-209ターゲットに約29MeVのHeイオンビームを照射して生成される。十分なAt-211の生成と装置の小型化には、大強度のHe二価イオンビームを生成可能なイオン源が必要とされ、ECR(電子サイクロトロン共鳴)イオン源が適している。マイクロ波周波数には10 GHzを採用し、15mAのHe二価イオンビームの取り出しを目標とした。提案するECRイオン源のデザインや磁場分布について報告する。