TWSP07  ポスター①② 施設技術報告  8月29日・30日 14号館1432教室 13:30-15:30
京都大学自由電子レーザ施設の現状
Present status of free electron laser facility at Kyoto University
 
○全 炳俊,紀井 俊輝,大垣 英明(京大エネ研)
○Heishun Zen, Toshiteru Kii, Hideaki Ohgaki (IAE, Kyoto Univ.)
 
京都大学エネルギー理工学研究所では、エネルギー関連研究への応用を主な対象とし、S-band高周波電子銃を電子源とした小型で経済的な中赤外自由電子レーザ(KU-FEL)を開発し、中赤外波長可変レーザの発生とその利用研究を行っている。加えて、2018年度から中赤外自由電子レーザにより駆動するガス高次高調波アト秒光源の実現に向けた基盤技術研究を開始した。また、近年、光陰極高周波電子銃を電子源として用いたコヒーレントアンジュレータ放射光源の開発も行っている。本報告では、これら光源の現状について報告する。