THP07  ポスター③  8月31日 14号館1422教室 13:30-15:30
J-PARC MR の全周ビーム位置モニター信号処理回路のリレースイッチの健全性の回復とチェック
Recovery and check of the relay switch integrity in the BPM signal processing circuits in the J-PARC MR
 
○外山 毅,佐藤 健一郎(高エネ研),畠山 衆一郎(三菱電機システムサービス),手島 昌己,岡田 雅之(高エネ研)
○Takeshi Toyama, Kenichirou Satou (KEK), Shuichirou Hatakeyama (Mitsubishi Electric System & Service Co.,Ltd.), Masaki Tejima, Masashi Okada (KEK)
 
J-PARC MR の全周BPM信号処理回路では機械式リレーを使用している。信号周波数帯域は10MHz以下としている。 アイソレーションを大きく取ること、および入力電圧が大きいことが理由である。 短所として、長期停止後のリレー接点の接触不良が問題となっている。 リレー接点の接触の回復とビーム運転中のチェック方法を報告する。 回復はダミーパルスを入力することにより行なった。 接点の健全性は、ビームによるゲイン校正による方法を検討中である。 加速器ラティスのモデルとCODとの比較による確認方法との比較も行う。また、不良接点の調査結果も報告予定である。