THOA7  加速器技術(ビーム診断・ビーム制御)/加速器技術(加速器制御)  8月31日 13号館1325教室 11:10-11:30
J-PARC MR制御システムの15年間の運用と今後の展望
15 years of the J-PARC Main Ring control system operation and its future prospects
 
○山田 秀衛(KEK/J-PARC)
○Shuei Yamada (KEK/J-PARC)
 
J-PARC MRの加速器制御システムは、2008年に運用を開始した。建設期に導入された、サーバ・ディスク・運転用端末・フロントエンド計算機・ソフトウェアといった制御計算機の構成要素のほとんどは、この15年で1~2回の世代交代を経ている。それに伴い、これらの運用方針も変化した。本稿では、各コンポーネントの機種更新を振り返り、構成や運用方針の背景にある思想を検討する。また、建設期には無かった、仮想化・サイバーセキュリティといった考え方への対応についても議論する。