FRP35  ポスター④  9月1日 14号館1442教室 10:10-12:10
J-PARC大強度高周波駆動負水素イオン源の運転状況
Operation status of the J-PARC high-intensity rf-driven negative hydrogen ion source
 
○神藤 勝啓,大越 清紀(J-PARC/原子力機構),柴田 崇統,南茂 今朝雄(J-PARC/高エネ研),川井 勲(日本アクシス),池上 清(J-PARC/高エネ研),上野 彰(J-PARC/原子力機構)
○Katsuhiro Shinto, Kiyonori Ohkoshi (J-PARC/JAEA), Takanori Shibata, Kesao Nanmo (J-PARC/KEK), Isao Kawai (Nihon Axis Co.,Ltd.), Kiyoshi Ikegami (J-PARC/KEK), Akira Ueno (J-PARC/JAEA)
 
2014年秋よりJ-PARCで運用を開始した高周波駆動型大強度負水素イオン源の2022年秋から2023年夏までの運転状況について報告する。J-PARCでは、リニアックで50 mAの負水素イオンビームを引き出すために、イオン源よりビームエネルギー50 keVでビーム電流60 mAのビームを生成・引き出している。これまで、J-PARCでは昨年夏までの運転で4001時間のイオン源連続運転を達成した。また、2022年秋より運転を再開した後、イオン源は年末年始や年度末の運転休止期間を挟んで、2023年5月現在まで途中で交換することなく、1台のイオン源で運転を継続している。本発表では、J-PARC負水素イオン源の運転状況を報告する。また、イオン源グループで試験を進めている高周波プラズマ生成用のJ-PARC製内部アンテナの状況についても併せて報告する。