FRP34  ポスター④  9月1日 14号館1441教室 10:10-12:10
ILCクライストロン用チョッパ型マルクス電源の現状
Present status of chopper-type marx modulator for ILC Klystron
 
○明本 光生,川村 真人,松本 修二,中島 啓光,夏井 拓也(高エネルギー加速器研究機構),徳地 明,澤村 陽,生駒 直弥(パルスパワー技術研究所)
○Mitsuo Akemoto, Masato Kawamura, Shuji Matsumoto, Hiromitsu Nakajima, Takuya Natsui (KEK), Akira Tokuchi, Yo Sawamura, Naoya Ikoma (PPJ)
 
現在開発中のマルクス電源は80段の降圧チョッパ回路(セル)で構成されている。各セルはPWM制御することによって、ドループを持たない-1.5kVのパルスを作り、さらにリップルについてはセル間の位相を制御することによってリップルの低減を行なう。各セルの出力パルスは直列で合成され、-120 kV (±0.5 %)、140 A、1.7 ms、5 Hzの平坦な長パルス波形を発生する。本発表では、この電源の開発状況について報告する。