FRP04  ポスター④  9月1日 14号館1421教室 10:10-12:10
J-PARCハドロンビームライン制御用ネットワーク監視システム
Network monitoring system for J-PARC hadron beamline control
 
○豊田 晃久,青木 和也,上利 恵三,秋山 裕信,家入 正治,加藤 洋二,倉崎 るり,里 嘉典,澤田 真也,白壁 義久,高橋 俊行,高橋 仁,田中 万博,広瀬 恵理奈,皆川 道文,武藤 史真,森野 雄平,山野井 豊,渡辺 丈晃(KEK)
○Akihisa Toyoda, Kazuya Aoki, Keizo Agari, Hironobu Akiyama, Masaharu Ieiri, Yohji Kato, Ruri Kurasaki, Yoshinori Sato, Shinya Sawada, Yoshihisa Shirakabe, Toshiyuki Takahashi, Hitoshi Takahashi, Kazuhiro Tanaka, Erina Hirose, Michifumi Minakawa, Fumimasa Muto, Yuhei Morino, Yutaka Yamanoi, Hiroaki Watanabe (KEK)
 
J-PARCハドロン実験施設では、EPICSを採用した制御システムが運用されており、現在のEPICS channel数は約7000に上るものとなっています。ビームラインの増加に伴い、データ量も増加し続けており、一時的なネットワーク負荷増大によって一部のデータ表示の更新が滞るなどの問題が発生しています。この問題を解決するため、当初は各PCにvnstatやmrtg、muninなどを導入して、問題がないかをチェックしていました。これにより、原因究明できる場合もありましたが、実際にネットワーク障害が発生すると、問題が発生している当該PCからの情報がこなくなり、詳細が分からないことがありました。そこで、より効果的な情報収集を目的として、スマートスイッチを導入し、zabbixで管理することで、障害時の情報収集をより確実に行えるようにしました。この方法により、一部PCが原因で障害が発生しても、情報を収集できるようになりました。本報告では、J-PARCハドロン実験施設における制御ネットワーク監視システムの詳細について報告いたします。