WEP029  ポスター②  10月19日 会議室P 13:00-15:00
加速器分野への機械学習の応用を通じた人材育成の試み
Human resource development through application of machine learning to particle accelerators
 
大山 博史,岩野 成,小池 隆太,原田 直幸,丸山 太洋(広島商船高専),笠井 聖二,澤田 康輔(呉工業高専),○加藤 政博,神尾 彬,浅井 佑哉(広島大),広田 克也,帯名 崇,本田 融(KEK)
Hiroshi Ohyama, Shigeru Iwano, Ryuta Koike, Naoyuki Harada, Taiyou Maruyama (Hiroshima-cmt), Seiji Kasai, Kousuke Sawada (Kure-nct), ○Masahiro Katoh, Akira Kano, Yuya Asai (Hiroshima U.), Katsuya Hirota, Takashi Obina, Tohru Honda (KEK)
 
広島大学、呉工業高専、広島商船高専では、KEK加速器総合育成事業の支援を得て、最新デジタル技術の加速器分野への応用とそれを通じた人材育成に取り組んでいる。近年、社会の様々な領域で利用が急速に拡大しているAI・機械学習に関心を持つ学生は多いことから、その加速器分野への応用を通じて関連する知識を身に着ける機会を創出し、合わせて加速器分野への興味を高めることを目指している。2021年度には、KEK Photon Factoryの運転データベースにアクセスできる環境を整えた。2022年度は、加速器運転中常時計測されているビーム位置検出器のデータをもとに、機械学習の手法でビームの異常や検出系の故障の検出を行うことを目指して研究を進めている。その最新の状況を報告する。