WEP003  ポスター②  10月19日 会議室P 13:00-15:00
レーザー駆動イオン加速の実用化を目指したビーム輸送系の開発
Beam transport system for laser-driven ion acceleration
 
○榊 泰直(量研関西研),宮武 立彦(九大大学院),小島 完興(量研関西研),竹本 伊吹(九大大学院),錦野 将元(量研関西研),白井 敏之(量研放医研),近藤 公伯(量研関西研)
○Hironao Sakaki (QST), Tatsuhiko Miyatake (Kyusyu-Univ.), Sadaoki Kojima (QST), Ibukiibuki Takemoto (Kyusyu-Univ.), Masaharu Nishikino, Toshiyuki Shirai, Kiminori Kondo (QST)
 
量研関西研では、量子メスプロジェクトの入射器に用いるレーザー駆動イオン加速型入射器の開発を進めている。レーザー駆動イオン加速では、エネルギーがブロードで多核種のイオンが混在するビームが生成されるが、そのビームをビーム輸送系を利用して、シンクロトロンで求められるビーム特性に制御していかねばならない。そこで、我々はレーザー駆動イオン加速におけるビーム輸送系のテスト装置を設置することを計画している。本研究では、レーザー駆動イオン加速におけるビーム輸送の課題と、テスト装置の進捗について報告する。