TUP060  ポスター①  10月18日 会議室P 13:30-15:30
高純度ニオブの真空焼鈍によるRRRの低下と回復
Degradation and recovery of RRR by vacuum annealing for high purity niobium
 
○山中 将,嶋田 慶太(高エネ研)
○Masashi Yamanaka, Keita Shimada (KEK)
 
超伝導加速器に用いる高純度ニオブを真空炉を使って焼鈍したところ、残留抵抗比(RRR)が低下した事例がある。一方、ニオブ試験片をチタン製の箱に入れることにより、RRRが低下しないという事例もある。これらの現象を詳しく調べるために、RRRが250程度のラージグレインニオブの試験片を用いた実験を行った。真空炉の種類、チタン箱の有無などの組み合わせで焼鈍を行い、RRRの変化を調べた。またRRRが低下したニオブのRRR回復を試みた。