THP059  ポスター③  10月20日 会議室P 13:00-15:00
スピン偏極SuperKEKBの開発
Development of a polarized beam for SuperKEKB
 
○リプタック ザカリー(広島大学先進理工科学)
○Zachary Liptak (Hiroshima University Graduate School of Advanced Science and Engineering)
 
茨城県つくば市のSuperKEKBコライダーは2016年から電子・陽電子をBELLE II実験へ送り、2018年から衝突させています。それ以来ビーム電流を上げ、両ビームを「ナノビーム」まで絞り、前世代加速器であったKEKBの瞬間ルミノシティの40倍、蓄積したデータの40倍を目指しています。その他には、将来SuperKEKBの技術を高めたり、BELLE IIの物理プログラムを更に広げるため、偏極電子ビームを開発する可能性を探っています。この発表はSuperKEKBにおける偏極電子ビームの企画やチャレンジ、及び新たに開ける可能性と本来の開発進捗について説明します。