THP044  ポスター③  10月20日 会議室P 13:00-15:00
RFSoCのMTCA規格制御カードの評価状況
Evaluation status of RFSoC MTCA control card
 
○漁師 雅次,岩城 孝志,黒崎 裕也,濱洲 竜斗,林 和孝,張替 豊旗,平林 透矢,山浦 正義,山崎 伸一(三菱電機特機システム株式会社)
○Masatsugu Ryoshi, Takashi Iwaki, Yuya Kurosaki, Ryuto Hamasu, Kazutaka Hayashi, Toyoki Harigae, Touya Hirabayashi, Masayoshi Yamaura, Shinnichi Yamazaki (Mitsubishi Electric TOKKI Systems)
 
加速器制御では、安定したビームを作るために空洞内の高周波信号の振幅や位相をモニタしてフィードバック制御している。また、空洞の入力部などの進行波および反射波をモニタして高周波機器の制御をしている。最新のFPGA(Field Programmable Gate Array)であるRF-SoC(Radio Frequency - System on Chip)は、一部のXバンドまでのRF信号を直接A/D(Analog/Digital)変換したり、D/A(Digital/Analog)変換にて出力したりできる。これにより多くの高周波制御機器の非線形性のある回路をなくす構成が可能となる。高密度実装技術により、RFSoCを実装した基板サイズが73.5[mm]x180.6[mm]と小さいMTCA規格の制御カードを開発した。1次試作の評価で見られた課題に対して改善を試みた2次試作の評価状況を報告する。