THP010  ポスター③  10月20日 会議室P 13:00-15:00
J-PARC 新MR-MPSユニットの開発と導入
Development and introduction of new MR-MPS unit in J-PARC
 
○木村 琢郎(J-PARCセンター(高エネ研))
○Takuro Kimura (J-PARC Center (KEK))
 
MR-MPSはJ-PARC Main Ring(MR)の加速器および実験施設の安全システムであるMachine Protection Systemとして、MRの運転が開始された2008年から運用されてきた。 前システムを導入から10年以上を経過していることや、2022年には新主電磁石電源や新RF空胴が新たに導入されることから、それらに合わせて新MR-MPSの開発と導入を計画してきた。 本発表では、新MR-MPSユニットに実装されている機能についてハードウェア・ファームウェア・ソフトウェアの3つの観点から解説を行う。 また2022年11月からは新MR-MPSユニットと現行MR-MPSの両方を用いた運用を計画している。そのためそれらのの準備状況や現行のMR-MPSユニットとの同時運用を可能する互換機能の紹介を行うとともに、 今後の新MR-MPSユニットへの更新計画についても紹介する。