TFP014  ポスター③④  10月20日・21日 会議室P 13:00-15:00
あいちSR光源加速器の現状
Present status of accelerators of Aichi Synchrotron Radiation Center
 
○藤本 將輝,石田 孝司,郭 磊,高嶋 圭史(名大SRセンター, あいちSR),大熊 春夫(あいちSR, 阪大RCNP),金木 公孝,鈴木 遥太,森里 邦彦(スプリングエイトサービス),加藤 政博(広大HiSOR, 分子研UVSOR, 名大SRセンター),國枝 秀世(あいちSR)
○Masaki Fujimoto, Takashi Ishida, Lei Guo, Yoshifumi Takashima (NUSR, AichiSR), Haruo Ohkuma (AichiSR, RCNP), Kimitaka Kaneki, Youta Suzuki, Kunihiko Morisato (SES), Masahiro Katoh (HiSOR, UVSOR, NUSR), Hideyo Kunieda (AichiSR)
 
あいちシンクロトロン光センター(あいちSR)は、愛知県の科学技術政策である「知の拠点あいち」計画における中核施設として、中部地区を中心とする大学、研究機関、産業界、愛知県の協力によって建設され、あいちSRが運営してきた。2013年3月26日の供用開始から今年で10年目となる。加速器は、50 MeV直線加速器、1.2 GeVブースターシンクロトロン、1.2 GeV蓄積リングから構成されている。蓄積リングは周長72 m、ラティス構成はTriple-bendの4回対称であり、ユニットセルの3台の偏向電磁石の内、両端の2台は磁場強度1.4T、偏向角39°の常伝導電磁石であるが、中央の1台はピーク磁場5T、偏向角12°の超伝導電磁石であり、25keV程度までの実用強度を持つ放射光が得られるというあいちSRの特徴を担っている。直線部の1カ所にはAPPLE-II型アンジュレータ1台が設置されている。供用開始当時のビームラインは6本であったが、現在では企業専用ビームライン2本および大学によるビームライン1本を含む12本のビームラインが稼働している。2021年度における加速器の総運転時間は1979時間であり放射光ユーザーの利用時間は1235時間であった。計画されたユーザー利用運転時間に対して光源が運転できなかった時間は約39時間であり、稼働率は約97.0 %であった。本発表では、あいちSR光源加速器の現状について報告する。