FRP052  ポスター④  10月21日 会議室P 13:00-15:00
KEK-ATFにおけるアライメントの現状
Present status of alignment for KEK-ATF beam line
 
○荒木 栄,照沼 信浩,奥木 敏行,久保 浄,黒田 茂(高エネ研),阿部 優樹(総研大),清水 健一((有)エスケーサービス),菊地 隆平((株)関東情報サービス)
○Sakae Araki, Nobuhiro Terunuma, Toshiyuki Okugi, Kiyoshi Kubo, Shigeru Kuroda (KEK), Yuki Abe (SOKENDAI), Kenichi Shimizu (SK-service INC.), Ryuhei Kikuchi (Kantou Information Service)
 
KEKの先端加速器試験装置(ATF)では国際リニアコライダー(ILC)において必要とされるビーム計測・制御技術の開発を進めている。 近年、長期的な地盤などの変動によるミスアライメントも発生しているが、床構造的に強弱があり、変動が大きいエリアがある。 本年3月の地震(つくば市震度4)後、許容範囲を超える箇所が見つかり、横方向に最大1mm、高さ方向で0.3mmのアライメント修正を行った。ダンピングリングの基準平面の傾きも変動した模様。ナノメートルレベルでのビーム位置制御を実現するために、ダンピングリング(DR)からATF2ビームラインを確認した。アライメントの現状を報告する。