FRP049  ポスター④  10月21日 会議室P 13:00-15:00
J-PARCリニアッククライストロンテストスタンドの概要
Overview of the J-PARC linac klystron test stand
 
○溝端 仁志,Cicek Ersin,方 志高,福井 佑治,二ツ川 健太(高エネ研),篠崎 信一,不破 康裕(原子力機構),岩間 悠平,佐藤 福克(NAT)
○Satoshi Mizobata, Ersin Cicek, Zhigao Fang, Yuji Fukui, Kenta Futatsukawa (KEK), Shinichi Shinozaki, Yasuhiro Fuwa (JAEA), Yuhei Iwama, Yoshikatsu Sato (NAT)
 
J-PARCリニアックではクライストロン45台を用いて加速器の運転が行われている。1台の高圧電源に対して最大4本のクライストロンを接続して運転しており、それぞれの高圧電源の設定電圧は異なっている。クライストロンによってはゲインが低いものもあり、低い電圧で運用する時は入力電力を大きくする必要がある。クライストロン交換の際には設定電圧と必要なRF出力を勘案してクライストロンを選定しなければならない。テストスタンドで事前にクライストロンの性能を評価することで交換時の選定がしやすくなる。本件ではテストスタンドの概要と測定例を発表する予定である。