FRP047  ポスター④  10月21日 会議室P 13:00-15:00
SuperKEKB入射器のノイズ対策-3
Noise counterplan of SuperKEKB Injector Linac-3
 
○矢野 喜治,明本 光生,荒川 大,片桐 広明,川村 真人,中島 啓光,夏井 拓也,本間 博幸,松下 英樹,松本 修二,松本 利広,三浦 孝子(KEK)
○Yoshiharu Yano, Mitsuo Akemoto, Dai Arakawa, Hiroaki Katagiri, Masato Kawamura, Hiromitsu Nakajima, Takuya Natsui, Hiroyuki Honma, Hideki Matsushita, Shuji Matsumoto, Toshihiro Matsumoto, Takako Miura (KEK)
 
KEKの電子陽電子入射器は1982年にPFリングの電子入射器として稼働をはじめ、様々な増設、改造を重ね現在はPF、PF-AR、SuperKEKBの入射器として運用中である。入射器には様々な機器があるが60台の高周波電源はLinac運転中に大きなノイズを発している。このノイズは機器の誤動作を引き起こしビームの品質を下げる要因となっている。また、商用のAC電圧は数%程度変動するためそれぞれの機器で対策をしているが想定外の変動があった場合はやはりビームの品質が低下してしまう。ここではRaspberry Piを使ったノイズモニタとAC100(V)モニタを使って分電盤のコモンモードノイズとAC100(V)の変動を記録し機器の誤動作等の原因を探った。