WEP053  施設技術報告  8月11日 会議室P 13:10 - 15:10
広島大学放射光科学研究センター光源加速器の現状
Present status of HiSOR
 
○加藤 政博,島田 美帆,宮内 洋司,後藤 公徳(HiSOR)
○Masahiro Katoh, Miho Shimada, Hiroshi Miyauchi, Kiminori Goto (HiSOR)
 
広島⼤学放射光科学研究センターの光源加速器HiSORは、1996年の稼働以降、約25年にわたり安定に稼働を続けてきた。共同利用のための年間のビームタイムは1500時間に及び、真空紫外・軟X線領域の放射光を国内外の物質・生命科学を中⼼とする研究者に供給している。HiSORの加速器は150MeVの入射用マイクロトロンと700MeVの小型電子シンクロトロンからなる。電子シンクロトロンは周長22mと小型ながら2本の直線部を有し2台のアンジュレータが装着され高輝度真空紫外光を生成できる。また常伝導ながら2.7Tと高磁場の偏向磁石により軟X線領域を広くカバーしている。しかし、最近では、加速器の老朽化や競争力低下が懸念され、一方で、より高輝度な放射光への要望も高まっており、将来計画の検討を急いでいる。本発表では加速器の現状と将来計画に向けた取り組みについて報告する。