WEP035  加速構造  8月11日 会議室P 13:10 - 15:10
電子駆動ILC陽電子源のための等価回路モデルを用いたAlternate Periodic Structure空洞におけるビームローディング補償の研究
A study of beam loading compensation on the Alternate Periodic Structure cavity of ILC e-driven positron source with an equivalent circuit model
 
○金野 舜(広島大学先進理工)
○Shun Konno (Hiroshima University AdSM)
 
ILCでは陽電子生成方法として金属標的に数GeVの電子ビームを入射する、電子ビーム駆動方式が検討されている。ILC陽電子源では陽電子捕捉加速器として、大口径(2a=60mm)でかつ、高く、安定した加速勾配を発生できるπ/2モードAlternate Periodic Structure空洞(APS空洞)を検討している。電子ビーム駆動方式では陽電子のほかにも電子が生成され、ビーム電流が大きいため、その補償が大きな課題である。本研究では、等価回路モデルによりAPS空洞の過渡的状態を模擬し、ビームローディング効果の補償について検討した。