TUP043  高周波源・LLRF  8月10日 会議室P 12:50 - 14:50
LIU(LHC入射器アップグレード)-RF共同研究の進捗(3) ‐窒化ガリウム半導体アンプの放射線試験‐
Status of LIU (LHC Injector Upgrade) RF collaboration (3) -Irradiation Test of GaN Solid-State Amplifier-
 
○大森 千広(J-PARC),Paoluzzi Mauro(CERN),白形 将司,田村 文彦,長谷川 豪志,杉山 泰之,沖田 英史,吉井 正人(J-PARC)
○Chihiro Ohmori (J-PARC), Mauro Paoluzzi (CERN), Masashi Shirakata, Fumihiko Tamura, Katsushi Hasegawa, Yasuyuki Sugiyama, Hidefumi Okita, Masahito Yoshii (J-PARC)
 
J-PARC RFグループはLHC加速器の高輝度化(HL-LHC)のためLHC入射器群のアップグレードの一環として、CERN PSブースター加速器のフェライト空洞を広帯域空洞に置き換えるための国際共同研究を進めてきた。長期停止期間(LS2)の間にブースターへの空洞システムの設置および試験が終了し、ビームエネルギーは2GeVに向上した。すでに次段加速器であるPSでの加速も完了し、SPSにビームが入射されている。 我々はPS加速器RFの早いフィードバック系の性能向上のため高利得の窒化ガリウム半導体アンプの開発にも協力している。早いフィードバックではアンプを空洞付近で使用するため、耐放射線特性が求められる。J-PARC MRのビームコリメータ下流部の照射エリアを用いた窒化ガリウム半導体アンプの照射試験結果についても報告する。