THP055  施設技術報告  8月12日 会議室P 13:10 - 15:10
KEK空洞製造施設(KEK Cavity Fabrication Facility / KEK-CFF)の現状報告
Status report of KEK Cavity Fabrication Facility (KEK-CFF)
 
○佐伯 学行,阿部 慶子,道前 武,平木 雅彦,井上 均,Kumar Ashish,道園 真一郎,梅森 健成,渡邉 勇一,山中 将(高エネ研)
○Takayuki Saeki, Keiko Abe, Takeshi Dohmae, Masahiko Hiraki, Hitoshi Inoue, Ashish Kumar, Shinichiro Michizono, Kensei Umemori, Yuichi Watanabe, Masashi Yamanaka (KEK)
 
KEK空洞製造施設(KEK Cavity Fabrication Facility、以下 KEK-CFF)は、Nb製超伝導加速空洞(以下、超伝導空洞)の量産製造の技術開発を行っている施設である。KEK-CFFでは,超伝導空洞の製作のために必要な機器,すなわち,プレス機,旋盤,化学研磨室,電子ビーム溶接(Electron Beam Welding / EBW)機などが一ヵ所に集約設置されている。我々は,この施設を使用して,2009年からILCのための超伝導9セル空洞の製作の研究を行っている. この研究は,特にILCでの超伝導9セル空洞の量産における高い歩留まりとコスト削減に焦点を絞って行われている。この発表では、KEK-CFFの現状について報告する。