MOPOA01  合同セッション  8月9日 会議室A 9:10 - 9:40
イオンビーム照射施設TIARAにおける技術開発
Ion beam technology developments in the TIARA facility
 
○斎藤 勇一(QST高崎研)
○Yuichi Saitoh (QST Takasaki)
 
イオンビーム照射施設TIARAは材料開発、バイオ研究専用の照射施設として1991年に2台の加速器により部分的に照射利用を開始して、1993年から4台のイオン加速器を利用した完全運用を行っている。以来、約30年に渡り主にユーザーの要望に応えるべく、技術開発を行っている。それらについて紹介し、その中で、特にタンデム加速器を用いたクラスターイオン加速について、独自に開発した負フラーレンイオン源を用いて、高強度のMeV級C_60_イオンを実現したので、応用例とともに紹介する。