MOP052  光源加速器/レーザー  8月9日 会議室P 12:50 - 14:50
UVSOR-IIIにおけるスピン偏極陽電子消滅測定法の開発
Development of a spin-polarized positron annihilation measurement method at UVSOR-III
 
○杉田 健人,平 義隆(分子研 UVSOR)
○Kento Sugita, Yoshitaka Taira (UVSOR, IMS)
 
スピン偏極陽電子を用いた材料分析は磁性と欠陥を同時に検出する特徴的な手法である。陽電子消滅法のスピン偏極陽電子源として、放射性同位元素や加速器による低速陽電子ビームが利用されている。その他に円偏光ガンマ線から生成されるスピン偏極陽電子が高エネルギー物理実験に使用されているが、材料研究に対しての利用は無い。UVSOR-IIIでは円偏光レーザーの逆トムソン散乱により発生させた円偏光ガンマ線を用いてスピン偏極陽電子を生成し、これを利用したバルク磁性材料に対する陽電子消滅測定法の開発に取り組んでいる。本手法では従来のスピン偏極陽電子源では測定が困難であったバルクサイズの材料を非破壊で測定できるという利点がある。本年会ではスピン偏極陽電子消滅測定法開発の現状を報告する。