THSP11  ポスターセッション②  9月3日 ポスター会場 13:10-15:10
広島大学放射光科学研究センター光源加速器の現状
Present Status of HiSOR
 
○加藤 政博,島田 美帆,後藤 公徳(HiSOR)
○Masahiro Katoh, Miho Shimada, Kiminori Goto (HiSOR)
 
広島大学放射光科学研究センターは電子シンクロトロンHiSORを中核とする放射光の共同利用・共同研究拠点である。150MeVの入射用マイクロトロンと700MeVの小型シンクロトロン、2台のアンジュレータからなる光源加速器は、1996年の建設稼働以降、20年以上安定に稼働を続けている。共同利用のための年間のビームタイムは1500時間に及び、真空紫外・軟X線領域の放射光を国内外の物質・生命科学を中心とする研究者に供給している。最近では、より高輝度な放射光への要望の高まりを受け、将来計画の検討も進められている。本センター加速器群の現状と将来計画の検討状況を報告する。