THPP15  ポスターセッション②  9月3日 ポスター会場 13:10-15:10
J-PARC RCSにおけるビーム電流モニタのビーム強度依存性
Intensity dependence of the beam current monitors at J-PARC RCS
 
○林 直樹(J-PARC/JAEA)
○Naoki Hayashi (J-PARC/JAEA)
 
ビーム強度、ビーム電流の測定は、加速器の中で、最も重要なビーム診断系の一つである。J-PARC Rapid-Cycling Synchrotron (RCS)では、二つのビーム強度モニタの他、帯域の異なる複数のCT(Current Transformer)を備えている。RCSは、定格で、1 MWのビームパワーを出す大強度加速器であり、近年、ユーザーへの供給するビームパワーも上昇し、パルス当たり定格での運転も、短時間ながら行われてきた。また、パルス当たりで、1 MW相当以上の試験運転も試みられている。初期設計の性能そしてそれを超える運転を通じ、改めて、ビーム電流測定の強度依存性について現状を整理して報告する。