FRPP04  ポスターセッション③  9月4日 ポスター会場 10:30-12:30
縦方向計算コードBLonDのJ-PARC RCS への適用に向けたベンチマーク
Benchmarking of longitudinal calculation code BLonD for application to J-PARC RCS
 
○沖田 英史,田村 文彦,山本 昌亘,野村 昌弘,島田 太平(原子力機構 J-PARCセンター),杉山 泰之,吉井 正人,大森 千広,長谷川 豪志,原 圭吾,古澤 将司(高エネ研 J-PARCセンター)
○Hidefumi Okita (J-PARC center, JAEA), Fumihiko Tamura, Masanobu Yamamoto (JAEA J-PARC center), Masahiro Nomura, Taihei Shimada (J-PARC center, JAEA), Yasuyuki Sugiyama, Masahito Yoshii, Chihiro Ohmori, Katsushi Hasegawa, Keigo Hara, Masashi Furusawa (KEK J-PARC center)
 
J-PARC RCSの縦方向ビームシミュレーションにはこれまで内製の計算コードが用いられてきた。縦方向の運動の差分方程式に基づくこのコードは空洞に発生するウェーク電圧および縦方向の空間電荷力の計算も含み、シミュレーション結果はRCSの実際のビームとよく合致するものとなっている。近年、CERNによって開発が続けられている縦方向シミュレーションコードBLonDは主な部分がPythonで書かれているため可読性、汎用性が高く、世界の加速器で利用が進んできている。現在、BLonDのRCSへの適用を目的としたベンチマークを行っている。この発表では、BLonDと内製コードのシミュレーション結果の比較を中心とした、BLonDの適用可能性について議論を行う。