THPI039  ハドロン加速器  8月1日 国際科学イノベーション棟5階 ホワイエ 13:30-15:30
J-PARCリニアックRFQ出射ビームの測定とビーム調整
Beam diagnostic and tuning at the J-PARC RFQ exit
 
○大谷 将士(高エネ研),岡部 晃大,小栗 英知(原研/J-PARC),二ツ川 健太(高エネ研),三浦 昭彦(原研/J-PARC),宮尾 智章(高エネ研),守屋 克洋(原研/J-PARC),劉 勇(高エネ研)
○Masashi Otani (KEK), Kota Okabe, Hidetomo Oguri (J-PARC, JAEA), Kenta Futatsukawa (KEK), Akihiko Miura (J-PARC, JAEA), Tomoaki Miyao (KEK), Katsuhiro Moriya (J-PARC, JAEA), Yong Liu (KEK)
 
J-PARCリニアックは2018年10月から定格ビーム電流50mAで運転を行っている。また、J-PARC将来計画にむけた更なる大強度化試験も実施している。現在もっともビーム損失が大きいのは、空間電荷効果が大きく機器配置の制約が厳しい、RFQとDTLの間のビーム輸送セクションMEBT1 である。 そこで、さらなる大強度化にはMEBT1におけるビームの形状を理解し、輸送ラインの最適化が必要不可欠となる。本講演では、MEBT1における横方向及び縦方向のビーム測定結果と、ビーム調整の現状について報告する。