THPI035  粒子源  8月1日 国際科学イノベーション棟5階 ホワイエ 13:30-15:30
カソード背面レーザー加熱式熱電子銃の開発
Development of a thermionic electron gun by back-face laser heating
 
○長田 信人,村田 亜希(東工大院),林崎 規託(東工大研究院),佐藤 大輔(産総研)
○Nobuhito Osada, Aki Murata (Tokyo Tech), Noriyosu Hayashizaki (IIR, Tokyo Tech), Daisuke Sato (AIST)
 
レーザー照射を用いる電子銃としては、高輝度電子ビーム生成のためのフォトカソード電子銃が知られている。また、これまでの一般的なフィラメント加熱式の熱電子銃には、配線による内部構造の複雑化、加熱時の真空悪化、フィラメント断線などの課題がある。そこで本研究は、カソード表面にレーザーを照射して光電子を生成するのではなく、カソード背面にレーザーを照射加熱して熱電子を生成する方式の、新しい工業用大強度熱電子銃の開発を進めている。