THOH08  電磁石と電源②  8月1日 百周年時計台記念館 百周年記念ホール 12:10-12:30
J-PARC ミューオンg-2/EDM実験のための高度のX-Y結合を生成するビーム輸送ライン設計
Beam Transport Design for a Strong X-Y coupled Muon Beam for the J-PARC g-2/EDM Experiment
 
○飯沼 裕美(茨城大理工学研究科),中山 久義,大澤 哲,古川 和朗(高エネ研),リーマン ムハマド アブドゥル(総研大)
○Hiromi Iinuma (Ibaraki-Univ.), Hisayoshi Nakayama, Satoshi Ohsawa, Kazurou Furukawa (KEK), Muhammad Abdul Rehman (SOUKENDAI)
 
標準理論を越える物理探索を目指してミューオンスピン歳差運動をプローブにした新しい実験準備が進行中である(J-PARC E34)。この実験の特徴は、高精度に磁場調整された小型ソレノイド磁石に3次元らせん軌道でビーム入射する新しい技術を導入している点である。ミューオンビームの高い入射効率の実現のカギは、軸対称なソレノイド磁場に対応した入射ビームの成形であり、具体的には水平方向・鉛直方向のビーム運動に適切な相関(高度なX-Y結合)を持たせることである。本発表では、入射ビームに適切なX-Y結合を与えるための輸送ラインの設計概念を議論し、さらに電子銃をもちいたテストベンチに設置する輸送ラインの磁石設計の具体例を紹介する。