IPPH003  萌芽的加速器技術の提案  7月31日・8月1日・2日 百周年時計台記念館 国際交流ホール 12:24-12:26(WE_SO)13:30-15:30(WE/TH)10:50-12:50(FR)
レーザー加速のエネルギーチャープを積極的に利用したアト秒パルス生成手法の提案
Atto-Second Pulse Generation using Energy Chirp in Laser Accelerator
 
○金城 良太,田中 隆次(理研放射光センター)
○Ryota Kinjo, Takashi Tanaka (RIKEN)
 
レーザープラズマ加速器は、現行の加速器より桁で高い加速勾配を持つ将来のコンパクト加速器の有力候補である。近年では電子ビームのエネルギーやポインティングの安定性が大きく向上し、エミッタンスも小さいものが得られている。一方で、エネルギーの観点で見た場合の質は低く、電子ビームのエネルギーが先頭から末尾で大きく変化する。本研究では電子ビームの時間-エネルギー関数に、対応する空間-磁場関数を持たせたテーパーアンジュレータを用いて、アト秒パルスを生成する手法を提案する。本会では萌芽的加速器技術の提案セッションで、積極的な議論を行いたい。