FRPI028  レーザー  8月2日 国際科学イノベーション棟5階 ホワイエ 10:50-12:50
コヒーレントパルススタッキングによる電子銃励起レーザーの時間整形
Temporal shaping of laser pulse for photo-cathode gun utilizing coherent pulse stacking
 
○本田 洋介,加藤 龍好,吉田 光宏,周 翔宇,ZHANG RUI(高エ研)
○Yosuke Honda, Ryukou Kato, Mitsuhiro Yoshida, Xiangyu Zhou, Rui Zhang (KEK)
 
光陰極電子銃において、空間電荷効果によるエミッタンス悪化を抑制するために、励起レーザーパルスの時間整形が有効である。従来はレーザーシステムの最下流部で、ガウス型のパルスをインコヒーレントに重ね合わせて平坦パルスにする、という手法が用いられていた。一方、レーザーシステムの上流部の増幅前の赤外光の段階でコヒーレントに重ね合わせて平坦にする手法も考えられる。cERLの電子銃レーザーにコヒーレントパルススタッキングを導入し、ビーム運転で実用化した。運用状況について報告する。