FRPH033  加速器土木  8月2日 百周年時計台記念館 国際交流ホール 10:50-12:50
フッ化水素エリアモニターの開発
The development of a HF area monitor device
 
○柳岡 栄一,新垣 良次(KEK)
○Eiichi Yanaoka, Yoshitsugu Arakaki (KEK)
 
J-PARC主リングでは、30GeV陽子の遅い取出しビームをハドロン実験施設へに供給している。静電セプタムは、遅い取出しをするための高電圧機器で、電極とチャンバー間の絶縁と給電のケープルの中継器絶縁の為にフロリナートを使用している。フロリナートは、放射線があたるとフッ化水素が発生する可能性がある。フロリナートは密封されおり、かつフィルターによってフッ化水素は除去されてる。しかし人の防護の観点から、静電セプタム付近にフッ化水素の検出器を備えつける必要がある。検出器は、放射線環境では使用できない。そこで、静電セプタム付近の空気をブロワ―で引いて検出器まで通すことを想定し、フッ化水素検出の試験を行った。