WEP101  加速器制御  8月8日 大展示ホール 13:10 - 15:10
J-PARC加速器制御LANから所内LANへのリアルタイムかつ詳細な加速器運転情報の提供
Real-time and Detailed Provision of Accelerator Operation Informain from the J-PARC Accelerator Control LAN to the J-PARC Office LAN
 
○山田 秀衛(KEK / J-PARC)
○Shuei Yamada (KEK / J-PARC)
 
J-PARC Main Ring加速器(MR)の制御システムはEPICSを用いて構築されている。2008年にMRのビーム運転を開始して以来この10年間で、MRの高度化が進みより安定した加速器の運転が求められるようになった。これに伴って、加速器の運転に関する様々な機器の情報を所内LANからも詳細かつリアルタイムに取得したい、という要望が機器担当者やユーザーから挙がるよ うにようになってきた。その一方で、意図的であるにせよないにせよ、加速器制御LAN内にある加速器の制御機器を所内LANから操作することは禁止したい。所内LANから加速器制御LANへの影響を緩衝しつつ、制御LANから所内LANへとEPICSを用いて情報を中継するゲートウェイシステムを構築したので報告する。