WEOL08  ビーム診断・ビーム制御/LLRF   8月8日 特別会議室1 17:50 - 18:10
チェレンコフ光リングを用いた非破壊型ビームモニターの検討
Investigation of a non-destructive beam monitor using Cherenkov ring
 
○二宮 慎吾,柏木 茂,鹿又 健,齊藤 寛峻,高橋 健,長澤 育郎,南部 健一,日出 富士雄,三浦 禎雄,武藤 俊哉,濱 広幸(東北大学電子光学研究センター研究)
○Shingo Ninomiya, Shigeru Kashiwagi, Ken Kanomata, Hirotoshi Saito, Ken Takahashi, Ikuro Nagasawa, Kenichi Nambu, Fujio Hinode, Sadao Miura, Toshiya Muto, Hiroyuki Hama (Research Center for Electron Photon Science, Tohoku University)
 
東北大学電子光学研究センターでは、先行研究において 低屈折率シリカエアロゲル内に電子ビームを照射することで発生するチェレンコフ光を用いた バンチ長計測を行い、その過程でチェレンコフ光リング全体を観測できている。 理論上ラジエーターに穴をあけ、その穴に電子ビームを通した時も ラジエーター内に入射した際と同様のチェレンコフ光リングが観測できる。 本研究では、低屈折率シリカエアロゲルにあけた穴を電子ビームが通った時に発生する チェレンコフ光リング全体の強度分布等を用いて 非破壊型ビームモニターへの応用ができないか検討を行った。