THP136  加速器土木・放射線防護  8月9日 大展示ホール 13:10 - 15:10
KEK-PSにおける温湿度環境の現状報告
Report of temperature and humidity at KEK-PS
 
○田中 伸晃(KEK素核研安全G)
○Nobuaki Tanaka (KEK IPNS )
 
素核研PSは平成18年に、施設内を温湿度管理していた空調停止後は、施設内が高湿度状態となり、放射線安全、一般安全の両面で解決が求められるようになった。素核研PSでは、過去にハドロンホールで実施し、効果的であった「最低限の空調設備と適切な換気(以下、ハドロンホール方式)」を適用したところハドロンホール同様、著しい湿度低下を観測した。それらの結果から、ハドロンホール方式が素核研PSにおいても有効であること、省エネの観点でも有効性が期待できることを示した。素核研PSでは、ハドロンホール方式の温湿度管理を継続している。今回は平成29年以降の、素核研PSにおける温湿度管理について、有効性確認の観点から報告する。