THP102  加速器制御  8月9日 大展示ホール 13:10 - 15:10
SACLA加速器安全インターロックシステムのビームエネルギー個別変更スキーム
Individual changing scheme of the beam energy parameters of the SACLA radiation safety interlock system
 
○櫻井 辰幸(公益財団法人 高輝度光科学研究センター),山本 隆博(株式会社 日本技術センター),佐治 超爾(公益財団法人 高輝度光科学研究センター)
○Tatsuyuki Sakurai (Japan Synchrotron Radiation Reserch Institute), Takahiro Yamamoto (Nippon Gijutsu Center Co., Ltd), Choji Saji (Japan Synchrotron Radiation Reserch Institute)
 
ビーム運転を継続しつつ、個別ビームラインでビームエネルギー変更を行うためのSACLA放射線安全インターロックシステムのスキームについて報告する。X線自由電子レーザーSACLAは実験ユーザーの利用機会を増やすために、電子ビームをパルス毎に複数のビームラインに振り分け、同時にレーザーを発振させる運転を行なっている。ユーザー実験の切り替わりの際は、実験ユーザーに合わせてビームエネルギーを変更するが、安全インターロックシステムの制約のためユーザー実験を全て中断しなければ、エネルギー変更が出来なかったため改修する。 方針としては、安全インターロックシステムは、安全にエネルギー変更をするために、エネルギー変更中のビームラインに電子ビームが出射されない事を担保する。その実現のために、エネルギー変更するビームラインの上流シャッターとアンジュレータラインの前に設置されたシャッターを閉じることで、ビームラインを物理的に加速器から切り離し、さらに該当のビームラインへビームを出射するためのトリガーの出力許可をOFFすることで、該当ビームラインにビームが出射されないことを担保した。これらを満たすことで、安全インターロックシステムは該当ビームラインのエネルギー変更を許可する。この改修により、個別にエネルギー変更を行う要望を満足した。本件ではビーム振分運転に対応するためのスキーム・ロジック・構成等について報告する。