THP056  加速構造  8月9日 大展示ホール 13:10 - 15:10
4ビームIH-RFQ線形加速器の高周波特性 (Ⅱ)
RF measurements of four-beam IH-RFQ linac (Ⅱ)
 
○池田 翔太,田原 智裕(東京工業大学),林崎 規託(東京工業大学 科学技術創成院)
○Shota Ikeda, Tomohoro Tahara (Tokyo Tech), Noriyosu Hayashizaki (IIR, Tokyo Tech)
 
RFQ線形加速器による大強度重イオンビームの加速技術として、複数のビームに分割した重イオンビームを1台の加速空洞で加速し、ビームファネリングにより統合する、マルチビーム加速がある。東京工業大学では4ビームIH-RFQ線形加速器の原理実証機の開発を進めてきており、これまでに加速空洞の設計・製作及びイオン源の単体試験を完了した。ベクトル・ネットワーク・アナライザーにより測定した加速空洞の低レベル高周波特性試験の結果と、大電力励振試験の結果について報告する。