THP051  加速構造  8月9日 大展示ホール 13:10 - 15:10
cERL入射器クライオモジュール冷却時の運転履歴
Operational record of cERL injector cryomodule during cool-down
 
○今田 信一,浅野 峰行,山田 浩気,泰中 俊介,石原 将治(日本アドバンストテクノロジー),加古 永治(KEK)
○Shin-ichi Imada, Mineyuki Asano, Hiroki Yamada, Shunsuke Tainaka, Shoji Ishihara (NAT), Eiji Kako (KEK)
 
KEKでは、2013年からコンパクトエネルギー回収型ライナック(cERL)のビーム運転が行われている。cERLの入射器クライオモジュールは2セルの超伝導空洞を3台内蔵し、CWで運転され5MVまで電子ビームを加速する。これまでの運転から、3台の超伝導空洞において安定なビーム運転が行われた。また、空洞の性能劣化に対してパルスエージングが有効であることがわかった。本報告では、2013年から現在に至るまでの入射器クライオモジュールの運転状況について述べる。