THP046  加速構造  8月9日 大展示ホール 13:10 - 15:10
ニオブ9セル空洞VEPの研磨量分布改善法の開発と空洞性能の評価
Development of removal thickness distribution improvement method for Nb 9-cell cavity vertical electropolishing and evaluation of cavity performance
 
○仁井 啓介,Chouhan Vijay,井田 義明,山口 隆宜(マルイ鍍金工業株式会社),早野 仁司,加藤 茂樹,文珠四郎 秀昭,佐伯 学行,沢辺 元明(KEK),井藤 隼人(総研大),及川 大基(宇都宮大学)
○Keisuke Nii, Vijay Chouhan, Yoshiaki Ida, Takanori Yamaguchi (Marui Galvanizing Co., Ltd.), Hitoshi Hayano, Shigeki Kato, Hideaki Monjushiro, Takayuki Saeki, Motoaki Sawabe (KEK), Hayato Ito (Sokendai), Hiroki Oikawa (Utsunomiya University)
 
マルイ鍍金工業ではこれまで、KEKと共同でニオブ加速空洞の縦型電解研磨(VEP)技術開発を行ってきた。9セル空洞のVEPにおいては、研磨量分布の不均一が発生し、セル間、セル内とも上側が下側に比べて研磨量が大きくなるという問題があった。これはEP中に空洞内で発生した気泡が空洞の上面に当たることにより発生していると考えられている。これらを改善するため、VEP中にカソードから発生した気泡をNinjaカソードのPVC円筒の内部に閉じ込めて素早く押し流す機構を開発し、クーポン空洞を用いてVEP実験を行った。結果、研磨表面は良好で、研磨量分布も従来に比べて大きく改善していることが確認された。またこの方法を用いて、1.3GHzニオブ9セル空洞(TB9-TSB02)のVEPと加速性能評価を実施したので、これらの結果を報告する。