FSP022  施設現状報告ポスター  8月8日、9日 大展示ホール 13:10 - 15:10
UVSORの現状2018
Status of UVSOR-III in 2018
 
○藤本 將輝,郭 磊,山崎 潤一郎,林 憲志,手島 史綱,水口 あき,加藤 政博(分子研UVSOR)
○Masaki Fujimoto, Lei Guo, Junichiro Yamazaki, Kenji Hayashi, Fumitsuna Teshima, Aki Minakuchi, Masahiro Katoh (UVSOR, IMS)
 
分子科学研究所の放射光用蓄積リングUVSOR-IIIの現状と加速器および光源開発状況を報告する。UVSORは2018年でファーストライトから35周年を迎える。2回にわたる高度化改修の後、電子エネルギー750MeV、電流値300mAでのトップアップ運転を行っている。現在UVSORでは6基のアンジュレータを主軸とした計15本のビームラインが稼働しており、高度化に伴いエミッタンスが17nm-radまで抑えられたことにより真空紫外から軟X線領域の高輝度光が供給可能である。2017年度は引き続き100件以上の利用課題が採択されており、ユーザー数は延べ1000人を超える。一方、マシン各部で冷却水漏れを主とした老朽化によるトラブルが多発しており、対策に追われている。光源開発研究は、放射光による光渦発生とその利用法開拓が他研究機関との共同研究のもと活発に行われている。さらに、レーザーコンプトンガンマ線の利用に向けたビームラインの整備および国内で唯一となった蓄積リングでの自由電子レーザーの再稼動を進めている他、名古屋大学やKEKなどと協力して光陰極電子源開発を行っている。