FROM01  粒子源  8月10日 特別会議室2 8:40 - 9:00
大強度化運転に向けた核破砕水銀ターゲット容器の製作技術と設計の改良
Improvement of fabrication technologies and the design of spallation mercury target vessel for high-intensity operation
 
○若井 栄一,涌井 隆,粉川 広行,直江 崇,花野 耕平,羽賀 勝洋,木下 秀孝,高田 弘,二川 正敏(原子力機構 J-PARCセンター),木村 優志,上羽 亮平,木原 安彦,仙入 克也(三菱重工機械システム),鹿又 研一,島田 翼(金属技研),森 裕章,芹澤 久(大阪大学)
○Eiichi Wakai, Takashi Wakui, Hiroyuki Kogawa, Takashi Naoe, Kouhei Hanano, Katsuhiro Haga, Hidetaka Kinoshita, Hiroshi Takada, Masatoshi Futakawa (JAEA J-PARC Center), Masashi Kimura, Ryuhei Ueha, Yasuhiko Kihara, Katsuya Sennyu (MHI Machinery Systems), Kenichi Kanomata, Tsubasa Shimada (MTC), Hiroaki Mori, Hisashi Serizawa (Osaka University)
 
大強度陽子加速器施設(J-PARC)の核破砕中性子源では、物質・生命科学や産業の発展のために国内外の研究者や民間企業のユーザーによって中性子線を利用して様々な解析が行われている。J-PARCの核破砕中性子源施設は高エネルギーに加速したパルス陽子ビーム(3 GeV, 25 Hz)の1 MW安定運転を目標としている。中性子源ターゲット容器の製作方法や非破壊検査技術などの改良や高度化を進め、2017年秋から300 kWの運転を行い、2018年1月より400 kWに出力を上昇させた。さらに2018年4月後半から500 kWの安定運転を実施している。本研究発表では、さらなる大強度化運転のために、現在、研究開発に取り組んでいる水銀ターゲット容器の製作技術の概要や製作の近況を報告する。製作中の本機器は、特に運転時に生じる熱応力がより低減できるように水銀ターゲット容器構造の改良を施し、製作技術、溶接技術及び検査技術などの高度化を進めているものである。また、本発表では今後の抱負や世界的な動向等を述べ、幅広く議論を行う予定である。