FROL04  光源加速器  8月10日 特別会議室1 9:40 - 10:00
タンデムアンジュレータによるベクトルビーム発生
Cylindrical vector beam generated by tandem helical undualtors
 
○松葉 俊哉(広大放射光),川瀬 啓悟(量研),宮本 篤(東芝),佐々木 茂美(上海科技大),藤本 將輝(分子研 UVSOR),許斐 太郎,山本 尚人(高エ研),保坂 将人(名大SR),加藤 政博(分子研 UVSOR)
○Shunya Matsuba (HSRC), Keigo Kawase (QST), Atsushi Miyamoto (Toshiba ), Shigemi Sasaki (ShanghaiTech University), Masaki Fujimoto (UVSOR), Taro Konomi, Naoto Yamamoto (KEK), Masahito Hosaka (NUSR), Masahiro Katoh (UVSOR)
 
強度や位相、偏光状態が空間的に分布するstructured lightと呼ばれる光が、近年注目を集めている。その一つにベクトルビームもしくは軸対称偏光ビームと呼ばれる光があり、これは中心に暗点を持つドーナツ状の強度分布となっているが、その偏光状態が場所によって異なるもので、ラジアル偏光がその一例である。また、光渦と呼ばれるものは同様にドーナツ状の強度分布をもつが偏光状態は一様で、その位相が光軸まわりの方位角に依存して変化する。これまで、これらのような光はレーザーと光学素子の組み合わせで発生することが殆どであった。 近年、加速器ベースの光源においても円偏光アンジュレータの高次光やらせん状にバンチングされた電子ビームからの放射が光渦であることが実証され、その応用可能性が広く検討されるようになった。また、エッジ放射や遷移放射はラジアル偏光であることはよく知られている。最近、我々は、直列に並んだ2台の円偏光アンジュレータからそれぞれ放射される左右円偏光の光渦を重ね合わせることでベクトルビームを生成する手法を考案し、その実証実験を行った。その結果を報告する。