WEP049  加速器技術/高周波加速空胴  8月5日 小ホール 13:00 - 15:00
ILC用ニオブ製9セル加速空洞の縦型電解研磨設備の作製と研磨実施
Fabrication of Vertical Electro-polishing facility for Nb 9-cell Cavity for ILC and Results of Polishing
 
○仁井 啓介,Chouhan Vijay,山口 隆宣,石見 清隆,井田 義明(マルイ鍍金工業株式会社),早野 仁司,加藤 茂樹,佐伯 学行,文珠四郎 秀昭,沢辺 元明(高エネルギー加速器研究機構)
○Keisuke Nii, Vijay Chouhan, Takanori Yamaguchi, Kiyotaka Ishimi, Yoshiaki Ida (Marui Galvanizing Co., Ltd), Hitoshi Hayano, Shigeki Kato, Takayuki Saeki, Hideaki Monjushiro, Motoaki Sawabe (High Energy Accelerator Research Organization (KEK))
 
現在建設計画が進んでいるILC(国際リニアコライダー)では、約16000本のニオブ製9セル加速空洞が必要になると言われており、量産に向けて各工程の量産性向上(高効率化、低コスト化)が望まれている。空洞の最終表面処理となる電解研磨(EP)においても高性能と高量産性を両立できる方法や設備が求められている。マルイ鍍金工業では、過去様々な形状、材質の部材のEPを手掛けた経験を生かし、ニオブ製加速空洞のEPの開発をKEKと共同でスタートした。共同研究では、従来法に比べて量産に適していると考えられている縦型電解研磨法(VEP)に着目し、コストを抑えたILC用ニオブ製9セル加速空洞用のVEP設備の作製とVEPの実施を目指した。今回、塩ビ部材を用いて低コスト化したVEP設備と可変翼状部を備えた独自構造陰極を自社制作し、それらを用いたVEPを実施したので結果を報告する。