THP093  加速器技術/ビーム診断・制御  8月6日 小ホール 13:00 - 15:00
YAG:Ce を用いたビームハローモニターの開発
Beam halo monitor utilizing YAG:Ce screen
 
○内藤 孝,三橋 利行(高エネルギー加速器研究機構)
○Takashi Naito, Toshiyuki Mituhashi (KEK)
 
高エネルギー加速器研究機構先端試験加速器ATF/ATF2では超低エミッタンス電子ビームによる最終収束系の試験が進められている。最終収束系に於けるビームサイズの測定はレーザー干渉計によって測定されるが、ビーム形状はGauss分布であるとして求められている。通過するビームにビームハローが存在する場合、計測値が大きく算出される可能性がある。 YAG:Ce を用いたスクリーンモニターは、通過粒子に対して高い分解能と感度を持ち、この特性を利用してビームハローモニターを開発した。そのハードウェアと取り出しビームの測定結果について報告する。