THP081  加速器技術/ビーム診断・制御  8月6日 小ホール 13:00 - 15:00
Beam-Based AlignmentのためのJ-PARC RCSでの光学モデルの決定
Optics model determination for Beam-Based Alignment of the J-PARC RCS
 
○林 直樹,原田 寛之,発知 英明(J-PARCセンター, JAEA)
○Naoki Hayashi, Hiroyuki Harada, Hideaki Hotchi (J-PARC center, JAEA)
 
BPMのBeam-Based Alignmentは、近くの四極電磁石中心からのオフセットを決めることで、非常に重要な校正である。J-PARC RCSでは、四極電磁石は、個別電流制御ができないが、グループで収束力が変化しても、BBAが可能な方法を考案し実施している。 この方法は、非常に精度よく光学モデルが、決定できているので、それをベースに計算し、四極電磁石内部でのビーム絶対位置を決め、測定位置と比較することにより行っている。 今回は、光学モデルを別の方法、全ての補正電磁石によるキックのデータから疑似的にローカルバンプを1台の四極電磁石の場所に立てて、その収束力の変化したときの全周のBPMでの軌道変化(応答)を記録するようにした。まず、1つの四極電磁石ファミリーについて実施し、光学モデルと比較などその結果を報告する。