FSP021  施設現状報告ポスター  "8月5,6日" 小ホール 13:00 - 15:00
放医研サイクロトロン(NIRS-930, HM-18)の現状報告
Status Reporf of NIRS-930 and HM-18 Cyclotron at NIRS
 
○北條 悟,杉浦 彰則,片桐 健,中尾 政夫,野田 章,涌井 崇志(放医研),岡田 高典,盒 勇一,井 博志,青山 功武(加速器エンジニアリング),野田 耕司(放医研)
○Satoru Hojo, Akinori Sugiura, Ken Katagiri, Masao Nakao, Akira Noda, Takashi Wakui (NIRS), Takanori Okada, Yuichi Takahashi, Hiroshi Ii, Isamu Aoyama (AEC), Koji Noda (NIRS)
 
放射線医学総合研究所のサイクロトロン施設には、NIRS-930(K=110)とHM-18(K=20)のサイクロトロンが設置されている。 NIRS-930は、放射性薬剤の研究開発を中心に、放射線検出器の開発、荷電粒子の核破砕反応測定、耐放射線性評価試験、放射線生物学の基礎実験等に対して使われている。平成26年度は1789時間が利用された。特に放射性薬剤の研究開発ではα線を利用した治療薬の研究開発のため211Atや64Cuを製造する回数が多くなった。加えて治療薬の製造にはより高いビーム強度が求められていることから、その製造に使われる34 MeV, Heや24 MeV, H2の提供やR&Dの時間が増加した。他に、物理実験へ120 MeV, Neの提供や、マグネチックチャンネルの保護プレート改良等を行った。 HM-18は放射性薬剤の製造及び開発専用に使われ、平成26年度は1598時間が利用された。概ね安定して提供できているが、メインコイル電源の故障により2日間停止した。 本報告では、サイクロトロン施設の利用状況、加速器のR&D、故障事例について述べる。