2020年4月19日改訂
2018年8月8日改訂
2013年4月15日改訂
2010年8月3日改訂
2008年12月14日改訂
2025年2月10日改訂
1. 発行に関して
本学会誌「加速器」は日本加速器学会が発行する雑誌である。1年度に、4月末(原稿締め切り1月末)、7月末(原稿締め切り4月末)、10月末(原稿締め切り7月末)、1月末(原稿締め切り10月末)の4回発行される。
2. 原稿の分類(括弧内に示したページ数は刷り上りページ数の目安:約1,800字で1ページ)
巻頭言 (1ページ) … 加速器および関連する科学・技術分野についての所感など。
解説 (10ページ程度まで) … 著者自身の研究を中心とする、その分野の歴史、現状、進歩など。
専門論文 (10ページ程度まで) … 加速器および関連する分野の原著の研究論文。
話題 (8ページ程度まで) … 研究、技術、性能向上などに関する過去の経緯、現状、展望の紹介など。加速器に関する時事、速報、小型加速器の現状報告などを含む。
後継者育成 (4ページ程度まで) … 大学、研究所、企業などにおける加速器研究者、技術者の育成に関する特徴、所感、苦労話、展望など。
加速器と社会 (4ページ程度まで) … 社会生活における加速器の利用、加速器と社会の関わりなど。
国際協力 (4ページ程度まで) … 国家間、研究所間、個人研究者同士の加速器建設、性能向上、研究・技術交流などの協力の現状、経過、結果などの紹介、雑感など。
会議報告 (4ページ程度まで) … 加速器分野に関連のある会議内容などの紹介。
賛助会員のページ (4ページ程度まで) … 新製品の紹介、企業の加速器分野への取り組みなど、賛助会員が自由に投稿できるページ。ただし、同一内容での複数回の掲載はしない。
談話室 (1~6ページ程度まで) … 随筆風小文、外国人研究者による日本の研究生活の雑感、日本人研究者の海外研究生活の雑感、記念式典の開催など、気軽に読める記事。
新博士紹介 (2ページ程度) … 新しく博士になられた方が投稿できるページで、氏名・論文提出大学・学位種類・取得年月日・題目・使用施設・要旨について、図表も含めて2ページ位にまとめる。単なる博士論文の紹介ではなく、現在の研究内容、今後の目標などを含めることが望ましい。
その他 (講座など) … 上記のカテゴリー以外の原稿。適宜、カテゴリーを設定する。
3. 他の論文雑誌等に掲載済みまたは投稿中の原稿と同一、あるいはきわめて類似した原稿の掲載は、著述言語にかかわらずこれを認めない。
4. 専門論文に関しては、編集委員会(担当者)で査読を行い、掲載の可否を決定する。また、必要に応じて、外部の専門家に査読を依頼する。
その他の原稿に関しては、編集委員会(担当者)が著者校正と並行して原稿校正を行い、必要に応じて、削除、加筆、訂正を求める場合がある。
5. 本文原稿の書き方
5.1. 原稿用紙は特に指定しない。基本的には電子文書での提出とする。
5.2. 原稿には、和文及び英文のタイトル・著者名・所属名を必要とする。また、解説、専門論文、話題の記事には、英文アブストラクトを記述すること。著者連絡先として、脚注にEメールアドレスの記述をお願いする。
5.3 学会ウェブサイト(http://www.pasj.jp/)学会誌ページに日本語用のWordの原稿執筆用テンプレートがある.基本的な1ページのレイアウトは22文字×44行×2段である。LaTeX形式のテンプレートはない。英文用のテンプレートは用意していないが、JACoWの様式に倣うこと(https://www.jacow.org/Authors/HomePage)。
6. 図・表の書き方
6.1. 記事は原則として白黒印刷とする。著者がカラー印刷を希望する場合は、著者負担でカラー印刷が可能。(印刷費用は1頁2万円)
6.2. 図・表には説明文を付け、図番・表番は図1、図2、…、表1、表2…と表示すること。
6.3. 図は写真印刷するので、鮮明な図を提出すること。デジタルデータがあれば、それも提出することが望ましい。その場合は、印刷されたものとデータに相違が無いよう留意のこと。
6.4 下記のユニバーサルデザインのガイドラインを考慮すること。
・図やグラフ上で区別が必要な情報を色だけで示さず、文字・記号・形状など他に判別できる要素を加える。白黒でも意味が通じるように作成するのが望ましい。
・色を使用する場合は、なるべく明度の差がある組み合わせにする。
・本文中の表記にも注意すること。
・参考 色盲の人にもわかるバリアフリープレゼンテーション法
http://www.nig.ac.jp/color/gen/
6.5. 原則として、図は1コラム分の幅(左右約8cm)に収まるように縮小して印刷するので、図中の文字サイズ、線の太さに注意すること。
6.6. 他誌(書)に掲載されている図及び表を使用する場合は、著者自身が著作権者・原著者の承諾を得ること。
7. 謝辞、助成など
当該研究の遂行や論文作成に貢献した者(貢献者)がいる場合には、 論文の末尾に「謝辞」の欄を設けて謝意を述べること。また、当該研究の遂行に関して受けた研究助成がある場合には、同じく「謝辞」の欄に助成機関名とその旨を明記すること。
8. 参考文献の引用について
8.1. 文献及び注は、本文の終わりに文献・注共通の番号を付けて書くこと。本文中では肩付きの数字1)2) の形とする。
8.2. 文献は番号順に、著者名:雑誌略名,巻,頁,(発行年).とする。書き方は次の例を参考にし、引用可能な形で記載する.
1) 山根 功:加速器 6、139 (2009).
2) Y. Yano: Nucl. Instrum. Methods B261, 1009 (2007).
3) 小田稔:宇宙線, 177(裳華房,1976)
4) B. H. Wolf: Handbook of Ion Source, 1 (CRC Press, Boca Raton, 1995).
5) A. Murata et al.: Proc. 5th PASJ, Higashihiroshima, 975 (2008)
(et al.はイタリック)
9. 別刷り
別刷りを希望する場合は、著者校正時に申し込むこと。
10. 著作権、出版権
10.1. 本学会誌「加速器」に掲載された記事の著作権、出版権は日本加速器学会に帰属する。「加速器」に受理された後に、その記事の一部または全部をそのまま他の雑誌等に転載しようとする場合は、日本加速器学会の承認を必要とする。また、その記事が日本加速器学会誌「加速器」に掲載されたものであることを明記しなければならない。
10.2. 機関リポジトリに関しては、掲載後1年が経過した記事について、著作者本人が所属する機関の機関リポジトリへの登録のみを認める。登録にあたっては、著者または所属機関が日本加速器学会から許可を得なければならず、学会から提供された電子ファイル版のみを認める。また、記事の掲載情報(本誌誌名、巻、号、ページ等)および著作権が日本加速器学会に帰属することを明示すること。
11. 原稿の送付
11.1. 郵送の場合:電子文書を入れたメディア(原則としてCDまたはフロッピーディスク)を下記住所に送ること。
11.2. メールの場合:電子文書(Wordファイルを基本とする)を電子メールの添付ファイルとして、下記アドレスに送ること。
図や写真のデータは、出来るだけTIF、JPGなどのファイル形式にし、PDF形式にしたファイルと共に添付すること。
11.3. 原稿送付先
〒169-0801 東京都新宿区山吹町332-6
パブリッシングセンター
TEL 03(6824)9363 FAX 03(5206)5332
E-mail: pasj-edit@je.bunken.co.jp