WEP143  加速器土木・放射線防護  8月2日 第1,2,3,4会議室他 13:00 - 15:00
高感度地震観測網(Hi-net)による花崗岩地帯のILC施設への発破振動影響検討
A Study of blasting vibration influence to ILC project using high sensitivity seismograph networks (Hi-net) in Granite site
 
○関根 一郎,若竹 亮(戸田建設),吉岡 正和,佐貫 智行(東北大学),山下 了(東京大学),汐見 勝彦(防災科学技術研究所),坪川 恒也(真英計測)
○Ichiro Sekine, Ryou Wakatake (Toda Corporation), Masakazu Yoshioka, Tomoyuki Sanuki (Tohoku University), Satoru Yamashita (Tokyo University), Katsuhiko Shiomi (NIED), Tsuneya Tsubokawa (Shin_ei Keisoku)
 
日本への立地が期待されている国際リニアコライダー(ILC)は、実験を行いながら衝突エネルギーを上げるために施設を延長することが考えられている。トンネル施設の延長掘削には発破を使用することが想定され、発破振動が周辺民家等に与える影響を検討することはトンネル工事でも行われており予測式もあるが、通常100m以内の至近距離にある場合が対象であり、掘削位置での発破振動が1km以上離れた遠隔地に伝わる状況に関するデータは多くない。  国立研究開発法人防災科学技術研究所では、阪神・淡路大震災の後、全国に地震観測網を配備した。高感度地震観測網(Hi-net)では地下約−100mに高感度の地震計を設置している。本報告では、Hi-netを利用し花崗岩地帯でトンネルを掘削する際に実施した発破による振動が遠隔地に伝わる状況に関するデータを集め、発破による数劼留鶻崔呂らの振動は伝播するが減衰し、極めて小さくなることを示した。