WEP112  粒子源  8月2日 第1,2,3,4会議室他 13:00 - 15:00
マルチイオンビーム生成用ECRイオン源開発
ECR ion source for multi-ion accelerator
 
○大 一哉,川崎 泰介,佐古 貴行,宮寺 晴夫(東芝),林崎 規託(東工大)
○Kazuya Osaki, Taisuke Kawasaki, Takayuki Sako, Haruo Miyadera (TOSHIBA), Noriyosu Hayashizaki (Tokyo Tech)
 
ECRイオン源は重粒子がん治療装置を始めとするハドロン加速器分野のイオン源として広く利用されている。現在重粒子がん治療装置では線エネルギー付与と生物学的効果比の観点から炭素ビームが広く利用されているが、近年炭素ビームとその他の元素ビーム(アルゴンなど)を同一施設で利用できる加速器が治療施設側の要望の一つとしてある。その際、安定したマルチイオン生成を実現するECRイオン源が不可欠であるため開発を行っている。今回の実験では周波数2.45GHzのマイクロ波源で陽子、ヘリウム、ネオン、アルゴンの4種類のガスでイオン化を行い、静電圧を印加して下流側でビーム電流値を測定しすべての核種で1mA以上を記録した。それぞれのビーム電流測定結果を報告するとともに、今後の展望を言及する。