WEP105  加速器制御  8月2日 第1,2,3,4会議室他 13:00 - 15:00
KEK入射器における温度計測システムの現状と改良
Improvement of temperature and humidity measurement system for KEK injector linac
 
○佐武 いつか(KEK加速器)
○Itsuka Satake (KEK ACC. Lab.)
 
KEK入射器において運用している温度計測システムは,測温抵抗体,熱電対,湿度センサからなる約700個のセンサ部,および26台のデータロガーから構成されている.データ収集用ソフトウェアは,入射器で既に広く使用されているEPICSを基盤として構築されている.データロギングシステムにはCSSアーカイバを使用し,バックエンドデータベースとしてPostgreSQLを利用している.また,アーカイバにより蓄積される情報は,AMFPHPを用いたWebアプリケーションによる閲覧が可能となっている. 今秋からは,SuperKEKB Phase怯薪召始まる.それと同時に入射器では,放射光リングを含めた4リング同時トップアップ入射を目指したパルス四極電磁石の運用を開始するため,これまで以上に高精度の機器安定性やビーム安定性が求められる.このため,データの測定対象および場所ごとの選択機能と,長期間データの速い表示機能をもつViewer,および常時異常値と異常変動を検出するアラームシステムを開発し,導入した.これにより,入射器運転に関わる様々な機器を監視し,迅速に不具合を検知することが可能となった.さらに,データ表示パネルの操作性および表示速度が向上した.本年会では,このシステムの詳細およびビーム運転への実用化について報告する.